三匹獅子舞

大橋胡録神社は10月最終土日に

 大橋の胡録神社で例年10月28日(宵宮)、29日(大祭)に行われてきた祭礼(三匹獅子舞)が、今年から10月最後の土・日曜日(今年は10月26日、27日)に行われることになった。

大橋胡録神社の三匹獅子舞の写真▲大橋胡録神社の三匹獅子舞

 胡録神社の由来は不詳だが、ある文献によると文禄3年に日蓮宗本源寺を創建した秋山虎康の氏神であったものを、大橋村が鎮守としたと伝えられている。祭神は面足命(おもだるのみこと)と惶根命(かしこねのみこと)。

  三匹獅子舞は市指定無形文化財。

  いつどのようにして伝わったかは分からないが、江戸時代初期という言い伝えがある。五穀豊穣の祝いとして行われる。登場するのは先獅子1人、中獅子1人、後獅子1

、猿1人、謡手1人、笛数人。

  猿は安産、良縁のまじないとして踊る。舞の最後に観衆に向かって果物や菓子を投げるのは、神前に供えたお下がりを分け与えるという意味だという。

日枝神社きょう最終日 
風早・明治神社は13日

  なお、三匹獅子舞は和名ケ谷の日枝神社と上本郷の風早・明治神社にも伝わっており、日枝神社は例年9月20、21、22日の午後7時ごろから行われ、きょうが最終日。風早神社は10月13日午後1時ごろから、明治神社は同日午後7時ごろから行われる予定。