新市立病院建設問題

業者を再公募

 2017年3月の開院を目指している新市立病院の移転・建て替え問題で、松戸市はこのほど、昨年10月に公募を開始し、参加表明事業者の辞退により中断していた「設計・施工一括発注公募型プロポーザル」について、公募内容を変更した上で再公募することを決めた。

 前回のプロポーザルからは、参加資格要件の緩和と上限提案価格を設定しないことの2つが変更される。

 参加資格要件の緩和としては、経営事項審査評定値を「1700点以上」から「1500点以上」に引き下げるほか、事業者の施工実績要件における病院の施工実績及び免震の施工実績がそれぞれ引き下げられている。また、上限提案価格を設定せず、提案者から実勢価格に見合う価格提案を求め、その後、提案価格の妥当性を検証し予算化に係る手続きを実施することにした。

 今後のスケジュールとしては、今月25日から30日までを参加表明書の提出期間とし、9月15日のプレゼンテーションを経て、同19日に優先交渉権者を決定したいとしている。