西部劇の名作を時代劇に

劇団若獅子「真昼の決闘」

 往年のハリウッドスターのゲイリー・クーパーとグレイス・ケリーが出演した西部劇の名作「真夏の決闘」(1952年制作)を時代劇に翻案した劇団若獅子の「真昼の決闘」が10月30日午後1時からリリオホール(葛飾区亀有)で上演される。

 西部劇では主人公の保安官が仕返しに来たならず者たちと対決するが、時代劇では目明しに設定を置き換えて物語が進んでいく。

 劇団「若獅子」は島田正吾・辰巳柳太郎・緒形拳らが所属し時代劇をリードした「新国劇」の中堅・若手が笠原章のもとに結成した劇団で、「国定忠治」「大菩薩峠」など、時代劇の名作を数多く上演し続けている。

 なお、同公演は日本橋三越劇場でも10月31日から11月6日まで行われる。料金6000円。開演時間は同事務所(電話 03・3356・9875)に問い合わせを。